木の器のお手入れ

 プラスチック製品や陶器よりも木製品はお手入れが難しいと思われる方もおられるようです。たしかに木は水分や温度などの影響を受けやすい素材です。ウレタン塗料などを塗ることでそれら木の弱点をある程度補うことも出来ますが、それによって木のもつ風合いをなくしてしまうこともあるようです。

 オイルフィニッシュ(オイルによる処理)をしただけの木の器は使うことによって食材によるシミがつくこともありますし、色も経年変化したり、乾燥や湿気で形もゆがむこと、さらに保管の仕方によってはカビが生えてしまうこともあります。

 しかし、手を入れて使うことによって木の器はより深い味のある風合いを見せます。それは使う人と器との歴史が刻まれることなのではないかとも思います。

 

 一般的なオイルフィニッシュをした木の器のお手入れの仕方を載せておきます。ご参考にしてみてください。

1 使用後は食器用洗剤で洗って、早めに乾燥させてください。

2 表面が白っぽくなったり、カサカサしてきたらオイル(クルミオイルやエゴマ、亜麻仁油など)を薄く塗って布等で拭きあげてください。

3 表面のガサガサがひどい場合は600から1000番程度のやすりで表面を滑らかにして、その後にオイルを塗ってください。

4 食洗器、電子レンジ、冷蔵庫に入れるとひび割れたりして痛むことがあります。

5 熱いもの、汁もの、あぶらものは染み込みやすいですので、木の器はこれらのものは苦手です。陶器やアルミホイル、クッキングペーパーと木の器を組み合わせて使うなどもよいと思います。